お店がヒマなので、テンセグリティの工作。もっとも単純な構造といえば三角形の組み合わせであるトラス構造なんだけど、そうなると構造の最小単位は3本の骨。でも、バックミンスターフラーっていうおっさんが思いついたのは、なんと2本の骨で構造を作れる、というもの。骨と骨をテンションのあるヒモでつなぐことで、形は決まっていて、ちょっと揺らしたりつぶしても元に戻るような柔軟な構造ができるのだ。木の棒と輪ゴムでできるのさ。橋とかテントとかに使われていたりするけど、もしかしたら物質のもっともちいさな構造の単位も、テンセグリティでできているのかもしれないね。