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帆布のバッグを作りました。違いのわかる料理屋さんにだし昆布を卸し始めたのですが、ちょうどよい鞄が欲しくて。構想3週間くらいです。昆布って1mくらいあるのでそのままか半分折りにして持っていくのですが、そんなばかでかい、長い鞄ってないのよね。
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生地はこの子。6号帆布ちゃん。一本一本の糸がたこ糸くらいあります。前に帆布で鞄を作ったのは5年くらいまえだけど、ミシンが弱かったから苦労した覚えがあります。みっちゃんのミシンは強力なのでスイスイ縫えます。1mが1枚。1500円くらい?あと、手提げというか肩掛け用のひもを3m。
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設計1時間。百分の一模型を作って確認。問題なのは、帆布の場合、端の処理にパイピングをするのがめんどくさく、三つ折りすると死ぬほど厚くなる事。生地の耳の部分をなるべく開口部につかい、1回折り返しただけで処理できるようにパターンを作ることが重要。あとは切るべし縫うべし。ポッケは3連。角では最大6枚重ね。5mmくらいの厚みになり、たまにミシンがウーって言います。針も一回曲がった。
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全編厚手用の黒の糸で縫います。脇を閉じたらさすがにここはパイピングでカバー。帆布はチョーほつれやすいので、ロックでは心もとないしプロっぽくないのです。表が白黒なのでパイピングはワインレッドで。
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底の脇を止めないと、ぺっちゃんこのバッグになります。横幅45cm、高さ50cm。なんとなくずんぐりしてかわいいので最後に脇を止めてみました。マチは約20cm。朝9時に始めて、12時に完成。
底は2重、肩ひもは底まで通してと、かなり頑丈になりました。ひもを縫う前に底を縫っちゃったり、地直しなしで縫うのでちょいと困ったカドが出て来たりでしたが、思ったよりかなりきれいに出来ました。マチ幅を14cmに設計していたのですが、底を外の脇に1点で止めると、テキトウなところに落ち着くみたいで、中身に合わせて変わるものなのね。ナルホド。
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